2026年1月1日

 妻の実家に帰省している。僕の実家ではないので「帰省」は正確なところではないが。

 家族総出で初詣に行く。長年住んでいないと覚えられないであろう、住宅街の入り組んだ道を行き、神社まで辿り着く。さすが元日とあって、たくさんの人が石畳を越え、鳥居を越え、階段も越えて参拝のために並んでいる。何分かかけて神社の中に入ると、甘酒を渡される。正直、甘酒が持つ自然由来の医薬品のような不自然な甘さが得意ではないのだが、せっかくなのでありがたくいただく。列の左側では火が焚かれていて、右側ではみかんが一箱500円で売られている。お年玉価格とのこと。おみくじを引いたら大吉だった。見知らぬ神様に良くしてもらっていて恐縮だ。帰り道では、神社と同じく地元で愛されているであろうケーキ屋さんでモンブランを買ってみんなで食べた。

 
 この何日かで妻の母上、父上にはだいぶ甘やかしていただいた。二人とも表情が豊かで、よく喋る。特にお父さんの方は自身が驚いた時に「口をあんぐり開ける」という行為を実践していて、とても可愛らしかった。ひょうきんな方達だ。

 
 どのようにしたらスマホに脳を喰われないかを考えている。スマホが、「便利だよ~」と押し付けてくる機能を、元のものに還元したい。再開発に抗い、商店街で一致団結して、イオンを倒そう!ということ。もしくは、手段と場所の分担により、曖昧な「便利っぽさ」に対抗したいということだろうか。

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